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9月7日地震後の札幌~わが家の停電の過ごし方

9月6日の午前3時8分、突然の地震から停電。

その時家族がとった行動のまとめ↓

  • 余震に備えてガスの元栓を閉める
  • 余震で食器棚が再度開かないように、ガムテープで扉を固定
  • 簡単な荷造りをして、一か所にまとめておく
  • 懐中電灯数本・ラジオ・電池・充電済みモバイルバッテリーの用意
  • 何かの時のため、マルチツールも用意
  • 断水に備えて、お風呂に水を貯めておく
  • 冷蔵庫は絶対開けない

 

一段落して、みんなリビングに集結して一晩過ごしました。

地震の恐怖からかなかなか眠れず、その日は朝を迎えるまで長かった感じです。

 

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停電になったら冷蔵庫は開けてはいけない!?

停電になったら気をつけないといけないのが冷蔵庫と冷凍庫。

ついつい開けてしまいたくなりますが、そこで普段の様に開け閉めを繰り返してしまうと、冷気があっという間に逃げてしまうんです!

そうしたら冷蔵庫は残念ながら「ただの箱」になってしまうようです…。

 

停電はいつ復旧するかわからないし、黙って食材が腐るのを待てって事か!?と思っちゃいますよね?

そうじゃなくて、ギリギリまで冷やしておこうってことなんです。

そのおかげもあり、実家の冷蔵庫もわが家の冷蔵庫も食材が痛むこともなく無事でした。

でも、さすがに備蓄の量などの関係で開けないといけなくなる場合がくると思います。

その時は出したいものをよく考えて、なるべくササっと出して開閉時間を短くすることも大事だそうですよ!

9月7日 停電は日中のうちに行動を

割れた食器のお片付け

日が昇ったら、まずはみんな足を怪我しないように割れた食器をお片付け。

塵取りでザっと掃いたらガムテープで細かい破片をとります。
それでも取りきれない破片があるので、さらに掃除機をかけました。

ちなみに破片を探す作業は一苦労なので、ライトで照らしながらチェックすると破片がキラキラ光るので見つけやすかったですよ☆

ガス・水道が通っている間にやった事

子供をシャワーに入れるためにお湯を沸かす

お風呂場ってもともと暗いですよね?

暗いところって、苦手な子は多いと思います。

そんな中、夜にシャワーは大変です!
少しでも明るいうちにさっさと入れてしまいましょう!

まずは風呂場の灯りの確保。

うちはランタンなんて持っていなかったので、懐中電灯を濡れなさそうな場所に立たせて、その周りを色鉛筆で絵を描いた厚紙でぐるっと囲って可愛くしました。

こんな時ランタンがあれば楽だったな~。

 

続いて流し湯はどうするか?というと、

わが家はやかんでお湯をわかして、鍋敷きと一緒にお風呂場に持っていき、大きめの洗面器に水と熱湯を割ってちょうどいい温度を作りながらなんとかシャワーに入れました。

私と夫2人がかりで1人が身体を洗う役割、もう一人がお湯を作って流す役割と分担していましたが、今思うととても効率が悪かったと思います(笑)

 

知り合いの家庭では、プラスチック製の深めの衣装ケースに入っている衣類を出して、それにお湯を溜めて子供を入れたそうです。

たしかにこの方法なら、こまめに適温のお湯を作らなくてもいいですよね☆

ちなみに、私と夫は水シャワーでその日はすませましたが、心臓が縮こまって「ひぃあぁぁぁぁー」ってなりました(笑)

ご飯を炊く・次に炊くお米を研いでおく

余震の影響などで、いつガスと水道が止まるかとにかく不安!

いつもより多めにごはんを炊き、いきなり断水になっても大丈夫なように、あらかじめお米を研いで研いだ分量どおりの水の量もはかっておきました。

ちなみに、ご飯を炊くときは鍋に移して蓋をして、弱火でゆっくり炊きます。(中火だと底が焦げちゃいました)

蓋をしていると、どうしても噴きこぼれそうになるので時々蓋をはぐって様子を見た方がいいです。

炊飯器は電気が通ってないので使えないけど、水の量を量る時にお釜は大活躍!

水を量り終えたら大きめのボウルい移してラップして置いておきます。

ただ注意が必要で、水にずっとお米をつけっぱなしにしていると、雑菌が繁殖しやすくなり傷みやすくなります…。
傷むと酸っぱいにおいがするのですぐわかります。

研いだら、なるべく早くに炊いた方がいいですよ☆

今は直火でも美味しく炊ける炊飯鍋が売られているようです。
停電時に1つあれば、こんな時でもおいしくご飯を炊くことが出来るのでオススメです。

ポットのお湯や保温ボトルにお湯を入れておく

これは大事です。

もし、ガスまで止まったら卓上コンロが無いとお湯沸かせませんよね?

薬を飲む時や、お茶やコーヒーを飲む時、カップラーメンを食べる時などお湯はなにかと使います。

いつ何が起きても対応できるように、お湯の確保は忘れずに!

ちなみに、サーモスのステンレスポットはオススメです☆
保温力がとても高くて、熱々のお湯を満タンに入れて24時間経ってもまだ温かいんです!

それに内側もしっかり洗えるので、衛生面も安心です。

ただ、コーヒーや香りの強いものを入れてしまうとパッキンに匂いが移ってしまうので要注意です。
お湯ならお湯専用…というようにして使用した方がいいですよ☆

なるべく夕食時間を早めに済ませる

これはただ単純に、停電で電気使えないなら、暗くなったらあとは寝るだけ…にした方が楽だと思ったからです。

この日はそのつもりでいろいろ準備していたのですが、実家についてはありがたいことに薄暗くなってから電気が復旧しました!
札幌では早い方です。

これにて生活のライフラインはすべてもとに戻ったわけですが、いつまた電気・ガス・水道が停止するかわからない不安から、引き続き備えの準備をしばらくすることとなりました。

強い地震の次の日、食欲ってあった?

災害の時、私が一番始めに頭によぎるのが「食事」のことです。

ある程度備蓄はしていたので、全く食べるものが無い…という状況にはならなかったのですが、地震のショックからか、夫も娘も食欲は落ちていたように感じます。

娘はいつもの半分も食べれたかどうか…。
チョコなどのお菓子は甥っ子と一緒に楽しそうに食べていましたが(笑)

「こんなときこそ栄養のある物を!」なんて思ってしまいがちですが、おにぎりなどの簡単な食べ物の方が食べれました。

 

単純にあたふたしていたから、食べる事をおろそかにしてしまったのもありますが…。

でもそんな中、ばあちゃんが作ってくれた温かいうどんを食べた時は、不思議と安心しましたね。

 

なので「栄養のある物」よりは「ごはんやうどんなどの消化の良い物」の方が食が進みやすいので、もしこんな時なにを作ったらいいのかな?と悩んだら、ぜひ参考にしてみてください☆

 

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